マンションの大規模修繕が始まって2カ月。どうやら大騒音のピークに達しているようです。テレビの音が聞こえません。ストレス、マックス。うるせえ、てめえ、この野郎、馬鹿野郎 って感じです。でも働いている人たちに罪はありません。ごっくろう様です。
工事をしている人には失礼ですが、やはり大音量です。惠理先生は常日ごろは静寂の中で、催眠療法を行っていますから、そのストレスたるや筆舌に尽くしがたい。レンタルルームも併用していましたが、何と近隣ルームがリフォームするという恐怖の巡り合わせ! やむなくマンションでやるしかなく、工事休みの日・祝日を中心に、平日も工事の昼休みを有効利用してクライアント様のご予約を入れて対応しています。
期間中は割引価格にしていますが、ひどい騒音とぶつかれば、さらに割引して謝罪の意を表すしかないのです。先生は「胃が痛い」と悲痛な叫びを上げています。
疲労困憊で、滅多に昼寝をしない先生が、リビングで寝ていました。大轟音の中で熟睡している…。どれだけの心労であろうか!
目が覚めた時「あの大音響の中で、よく寝られたね」と声をかけました。
先生は言いました。「寝るときだけは大騒音に慣れているから。すぐ隣のいびきがね」
へっ、 僕? 歩く大規模修繕ですか…。
関内桜通りの八重桜は満開を迎えました。
僕は、いびきが全開です…。