寒ブリ

天気予報が気になる…

 若い頃は天気なんて気にしていなかった。僕は野球記者が長かったので、雨が降るかどうかで試合の有無もあったため、仕事上の問題として注意や意識をしていたていど。

 いつ頃からか、天気予報を見ないと落ち着かなくなった。天候に左右されるような問題はないのだが、3年半前から早朝、山下公園でラジオ体操をするようになったことが契機になっていたかもしれない。

 朝の天気予報を見ることが、日課になった。週間予報で、今後の行動への影響を頭に入れて置く。だからといって、雨だから外出しないという判断にはならないけど、心の準備ができるかもしれない。

 若い頃は何事にも鈍感だったり、無頓着な傾向はあった。季節感とか旬のものにも無関心で…。桜が咲こうが、梅が咲こうが知ったこっちゃない。「だからぁ? 」てなもんで。

 ところが「あと何回桜が見られるかな」なんて感慨を抱くようになってからは、桜も梅も愛おしくなったり、寒ブリに有難みを感じで食したり。

 天気とは違うかもしれないけれど、おしなべて敏感になっているように思う。すべてに愛情を持って接することができるようになっているというか。

 以前は雨が嫌いだった。風が吹くのもイヤだった。そう文句を言うと、惠理先生から「雨だって大切なんだから、感謝しないと。雨が降らなかったらどうするの」と言われて、 ハッとしたことを覚えている。

 一昨年だったか、金沢で白山を眺めながら、しとしと降る雨を、とても美しいと感じてからは雨も好きになった。

 花鳥風月。命あるものも、命ないものも、すべてが愛おしいと思えるようになってきた。歳をとったかな。でも、そういう気持ちになれたのなら、歳を取ることも悪くない。そう思う。

 では、また。ペレレイ、ペレレイ。

旬のものは格別です!

 寒ブリの季節です。ぶりしゃぶは美味いですよね。

 いまブリが旬であることぐらいは知っていますが、寿司ネタになると恥ずかしながら分かりません。ほぼすべてのネタが、ほぼ通年食べることができるからだと思います。養殖ものがあるからでしょうね。

 野菜も同じです。新じゃが、新玉(ねぎ)はスーパーでも、ほかのものと区別して配置してくれているので分かります。味が違うことも明確です。ところが普通に大根、にんじん、白菜、きゅうり等々、いつが旬なのかよく分かりません。

 旬のものには力がある、と恵理先生はよく言っています。無農薬、自然農法にもこだわっていますが、それとともに旬のものを考えながら献立を考えてくれたりします。

 オーガニックに関しては最近、元町にBio c’ Bon(ビオセボン)が開店したので、とても便利です。最初の頃は割高に感じていましたが、このところ農薬使用のものと目立った価格差ではなくなってきているように思います。

 旬のもの、そしてオーガニックのものは本物ということが言えるかと思います。

 ペレレイヒーリングは惠理先生に降りてきたのですが、16年春にデビューしブレークしました。本も自由国民社から出していただきました。それからちょうど5年目の春を迎え、第2次ブームの予感がいたします。今再び「旬」になる、そう思います。4月から縄文のエネルギーに満ちた長野県原村を第2の拠点とします。そこでまた、何かが生まれる。僕はそう確信しております。

 ぜひぜひ、ペレレイヒーリングの力を感じてみてください。本物ですよ。では、また。