写真写り

これぞ3分クッキング!

 惠理先生は料理が手早く美味いのですが、やはりプロはさすがだと脱帽いたしました。

 野毛にある横浜にぎわい座で知人が出演する舞台公演を観に行きました。開演前、斜め向かいにある中華料理店に入りました。カウンターだけの店。大将がひとりで切り盛りしています。

 先生は知人が良く食べていた「きのこラーメン」をオーダーしました。二人で餃子一皿。僕はマーボー麺とライスです。62歳で食いすぎってか(苦笑)

 客は僕たちだけ。カウンターの中が厨房で丸見えです。野菜はすでに切ってありましたが、それでも先の注文の品二人分が6分で完了しました。一人分わずか3分。なんという早業でしょうか。しかも美味しかったのは言うまでもありません。

 僕は一品作るのに1時間弱かかります。2品であれば2時間弱。作り終えれば、お疲れ様です。プロとの違いよ。恐るべし。

 しかし、僕にも早いことが、ひとつありました。文章を書くスピードです。現役時代、どんなに締め切りがタイトでも問題はありませんでした。デスク孝行ですね。(じゃあ内容はどうかって? フフフ)

 先生は料理だけでなく、何より早いのは決断です。迷っていいことはありません。大事なのは直感ですね。ピンときたら即決です。間違いない。

 そういえば「この顔にピンときたら110番」という警察の貼り紙があります。指名手配犯の顔入りポスターです。昔、僕はよくみんなに「110番」と言われてからかわれていました。そんなに強面じゃなかったと思うんだけどなあ。写真映りが悪かった…。ことに目つき…。トホホ(古っ)

 では、また。ペレレイ、ペレレイ。

僕って何者ですかね? マジで

 自分のことを実は自分が一番分かっていないのではないか、なんて今更ながら思いました。青年期に考えることですわなぁ。

 小さい頃かな、録音された自分の声を初めて聴いた時、こんな声なんだと不思議な感覚を味わったことはありませんか。僕は違和感を感じました。顔の中で反響している声を内側で聴いているのと「差」があるのでしょう。

 写真写りがいいとか、悪いとか自分で思うのも同じような側面があるのかもしれません。他人から見れば、お前はそう言うけど、その写真は立派にお前だよと思いませんか。

 発展させて外見以外のことにも通じるかもしれません。妻や友人にバッサリと痛いところを指摘されると、僕の場合は冷静さを一瞬にして失い、激高してしまうわけです。

 鏡で見る自分と他人が見ている僕は違う。そういう一歩引いた理解ができるなら、無用な喧嘩がなくなるのかもしれないと、124年ぶりの2月2日の節分に思い至った次第です。

 他人の僕についての言及、それを冷静に受け止めてみる。他人が理解している自分と自分が勝手に思い描いている理想の自画像の間には大きな溝がある(怖っ)そう思えるようになりました。62歳にもなって。あー青臭っ。でも、ま、いいか。気づいた時、決して遅いということもなかろう。何しろまだ人生の半分なのだから(笑)

 では、また。ペレレイ、ペレレイ。惠理先生のペレレイヒーリングを受けて本当の自分を見っけてね!