コーヒー

デッキの舞台でラジオ体操

陽が上る八ヶ岳をバックにラジオ体操

 デッキがまるで舞台のようです。東に陽が昇る八ヶ岳、南に甲斐駒ヶ岳。名山に囲まれて体を動かす朝のラジオ体操の何と気持ちのいいことでしょうか。

 山下公園で海を前にベイブリッジ、大さん橋ふ頭に囲まれているのも幸せですが、それぞれに良さがあります。甲乙つけがたし。海と山。南岸の温暖な気候と高原の冷涼さ。都会と田舎。すべてが対照的です。両方を満喫できることはプライスレスの贅沢です。

 デッキの前には手作りの畑が広がっています。その中にはカエルが遊びに来たり、小鳥が羽を休めに来たり。

 しかし、鹿です。横断している足跡を発見。今後、農作物ができてきたら、対策が必要です。と、思っていたら隣のトウモロコシ畑に所有者、M青年がたまたまチェックにやってきました。

「トウモロコシもやられました。ビニールを被せるより、ネットで囲うのがいいですよ」とアドバイスをくれました。

 とはいえ、僕たちにできるのか? 「自力で作るのは難しいでしょう? 」

「いえ、そうでもないですよ」

  調べたら杭もネットも豊富に売っています。では早速やってみましょう。次回の課題です。

 体操から脱線してしまいました。キーンと冷たい空気の中でも、太陽が昇って行くにつれて、日差しが暖かくなっていきます。寒くはありません。動いていれば、なおさらです。

 その後、朝食後のコーヒーもデッキで飲みました。夕方のビール(ビアガーデンならぬビアデッキ)もいいけど、コーヒーもまた格別です。

 デッキライフを楽しみます‼ では、また。ペレレイ、ペレレイ。

甲斐駒ヶ岳を眺めながらラジオ体操

「読む」ということについて

 書くことは好きですが、読むことがさらに好きです。ただし量は多くない。速読ができず、遅読だからです。読みたい本がいっぱいあり、渋滞していますから、もっと速く読みたいのですが、これがなかなかできない。

 皆さんは黙読ですよね。活字を目で追って読むやつ。僕の場合は音読に近い黙読なんです。声に出していないけど、頭の中で一文字づつ丁寧に音読しているのです。子供の頃からずっとやってきたので、いまさら速く読むことができない。

 じゃあ内容をしっかり記憶しているかというと、しばらくすると忘れてしまう。よほど衝撃的な内容でない限り、いともたやすく記憶から消えていく。

 どうせ忘れるなら斜め読みでもいいじゃないか。とはならないのです。それだと読んでも頭に入らない。つまり頭が悪いんです。いちおう読んでいる時は理解したい。味わいたい。その挙句、忘却のかなたに行ってしまうものは諦めるしかない。

 どうせウン〇になって出てしまうんだから、食うことないじゃん、とはならないですよね。いちおう栄養を吸収しないと(喩えが違うか!)

 だから書評家とか尊敬してしまいます。もの凄い読書量。しかも隅々まで覚えている。たぶんメモはしているんでしょうが。仕事だから当たり前か。

 僕はいつでもどこでも隙あらば読んでいたい方です。朝の散歩帰り、日本大通りにある「gooz」で本を読む時が至福です。春は新緑、秋は紅葉を愛でながら。今は裸木ですけど、それはまたそれなりに。

 半身浴でゆっくりと湯に浸かりながら読むのも好きです。整体の先生からは「お風呂で温まりながら体を動かすと効果的」と言われていますが、読む行為とは両立できない! 残念。

 寝る前のベッドの中で、眠気と戦いながら読むのも悪くない。スタバなどでコーヒー飲みながら読むのも大好きだ。電車の中もいい。机に座って読む習慣はないんです。せいぜいリビングのソファに座って。いつでもどこでも読みます。

 読んだ内容が血となり肉となれば最高なんですけど。読書量も多くないし、役立たずの読書ですが、読みたいものを読みたい時に読みたい場所で読む。ただそれだけです。

 ではまた。ペレレイ、ペレレイ。