猫っかわいがりだすな

入れ物があると必ず入ります!

 猫をかわいがる。猫っかわいがりと言いますね。犬の場合は、犬っかわいがりとは言いません。何ででしょうか。惠理先生も、ことマリンに対すると、この文字通りの「猫っかわいがり」です。

 僕は犬も猫もあまり可愛いとは思っていませんでした。ペットを飼うのは人間のエゴではないかと思うくらいでしたから。しかし一緒に暮らすようになって7年にもなるマリンには、やはり愛情が芽生えております。自分がマリンを「猫っかわいがり」していることに気づくと、驚いてしまいます。

 「猫を被る」は表面上、大人しく見せる、と言う意味ですね。ということは、本物の猫は大人しいということになります。確かに犬と比べると分かります。マリンも毅然としています。貴婦人と呼ぶ人もいます。

 反面で愛想はないですよね。犬のようになついては来ません。名前を呼んでも無視することも多い。犬ならそれはないでしょう。不思議な習性ですよね。マイペースです。「私は私」を貫き通します。ここらへんは見習うといいかもしれません。媚びない。へつらわない。大したもんです。

 僕は喜怒哀楽が激しいといいますか、大人しそうに見えて、結構な激情型です。猫を見習って「猫を被る」のもいいかもしれません。それって偽りじゃん。でも、それが板につてくれば、それが自分になるのかもしれません。毅然と、冷静に。猫のように。ニャーンてね。では、また。ペレレイ、ペレレイ。

手乗りスズメかい‼

惠理先生が差し出すパンを食べるスズメ

 ホバリングとはヘリコプターが空中で停止していることですね。スズメちゃんのホバリングを見て釘付けになりました。

 朝の山下公園でのラジオ体操帰り。日本大通りにあるグーツでの出来事です。新緑の並木通り沿いに置いてあるテーブルで惠理先生とパンを食べていると、スズメがやってきました。僕の足元で物欲しげに見上げています。キャットフードの袋を見上げて「早くちょうだい」と催促する愛猫マリンのように。

 しばらく放っておくと、地面から垂直に飛び、テーブルの高さでホバリング。「そのパンちょうだいよ」と訴えてきます。その芸当に免じてパンを差し出すと喜色満面(表情がわかるかい!)で食いつきました。

 さらには、惠理先生にも積極果敢にアピール開始。ついには手からパンを食べました。ただの本能でしょうか。どうにも感情のようなものを感じます。考えているようにしか思えません。

 唸ってしまいます。食物に対する行動力に対してです。生きるための根源的な姿に感動すら覚えました。

 大事なことですね。スズメから勉強させていただきました。大切なことは行動です。素直に速やかに動くことです。そうすればパンは与えられます。たぶん…。では、また。ペレレイ、ペレレイ。 

シンクロの極致だな

 

糖尿病と闘病中のマリン

 愛猫マリンが昨年6月、糖尿病になり苦闘しています。かかりつけの病院が高額なのです。必要以上の検査をしているとしか思えず、2カ月連続で3万円かかったときには不安になりました。ペットを飼っている人間は盲目的な愛情を持っていて、金も持っているから、巻き上げても問題はないというような姿勢に映ってしまいます。

 ある朝、近所に住む担当医と出くわしました。最近は必要最低限の検査を求めて以来、態度が豹変していたのですが、やはりぎごちない素っ気ない態度にガッカリしました。

 転院しよう。そう決意を固めネットで検索。浮上した候補が徒歩圏のK動物病院でした。

 その日。知人Mさんに誘われMさんの友人Sさん宅で惠理先生とご馳走になりました。すると驚いたことにSさんが飼っている14歳の猫が糖尿病ということなのです。通院している病院を尋ねると、そうです。「K動物病院」だったのです。しかも注射を含めすべてが半額レベル。

 「必要以上の検査はしないから、安心ですよ」とのこと。なんということでしょう。転院を決意した朝の午後に、この情報ですよ。驚きました。そして気持ちが楽になりました。

 最近は、神様に案内されているように感じるシンクロナイズが増えています。ちょっとした「奇跡」の連続を体験しています。誰にだか分かりませんが、ありがとうございます。感謝。

 では、また。ペレレイ、ペレレイ。

吾輩は猫になれたらニャン

猫になれたら幸せだろうか? 我が家のマリンは、箱入り娘である。こちらが絶好調の時は眺めているとホッコリするが、理不尽な敵と対峙しているときは、うらやましくもある。

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どうして覚えられないんだろう

 

還暦間近のZIZI(じじぃ)になると記憶力が減退するのは当たり前です。若い頃からないんだから、そりゃ悲惨です。ただ、不思議な現象があるのです。特定の人の名前が、どうしても覚えられない。忘れてしまう。思い出せない。珍名でもないし、平凡でもない名前が…。なぜだ!?

 

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人間生きてりゃ、変わってくる

 

僕はペットが好きではありませんでした。ことに猫は苦手だと思っていました。でも、マリン(我が家の10歳になる愛猫)と付き合うようになって、可愛いと思うようになりました。血尿が出た時には、本当に心配でした。僕が猫を心配するなんて…。変わったな、と思います。

 

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猫に飯をやる人は、召し使いだって⁉

 

マリン(我が家の10歳になる愛猫)が、膀胱炎になりました。昨夕(3月19日)、トイレの石に赤い液体が付着しているのに気づいてドッキリ。その後、トイレで小便をする瞬間に立ち会い観察すると、赤い液体がポトリ、ポトリと3滴落ちました。血尿だ! すぐ病院に予約を入れ、3月20日、クリニックに行って来ました。

 

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横綱の土俵入りだーい!

大阪の住吉大社で、よく知っている人とバッタリ会いました。横綱白鵬と稀勢の里です。奇遇ですね。神楽殿から第一本宮にかけて人だかりができているので、何だろうと思って近寄りました。11日からの大阪春場所を前に祈祷と土俵入りをしていたのですね。

 

そんな行事があることを知らず、でかけていました。伊勢神宮、出雲大社など神社を巡るのが大好きな恵理先生のお供で、あちらこちらの神様に会いにでかけております。

 

というわけで、まさか相撲の〝神様〟的存在に遭遇するとは夢にも思いませんでした。これも、ご利益ですか? 僕はプロ野球選手とは日常的に接してきましたから、体のどデカい人は間近で見ております。佐々木主浩さんにしろ、筒香クンにしろ、バレンティンにしろ、何しろ大きいです。

 

しかし遠めに見た横綱の大きいこと。まあ、びっくりです。何でも生は、いいですね。相撲を砂被りで観たら大迫力でしょう。

 

スポーツは、やはり生に限ります。生はビールだけじゃありません。僕はボクシングの世界戦も何度か取材したことがありまして、リングサイドの迫力には度肝を抜かれたもんです。何しろ汗と血が飛んでくるのですから!

 

そうです。ボクシングです…。山中慎介さんは本当に可哀そうだった。僕も悔しい。体重制限のあるスポーツで、それを無視した試合に何の意味があるでしょう。減量を回避しタイトルを剥奪されながら、勝ってはしゃぐネリとかいう人を見ていたら、本当に悲しくなりました。山中さんは不慮の事故に遭ってしまったようなもんです。これ以上書くと、下品な表現をしそうなので自主規制いたします。

 

スポーツはもっと正々堂々とあってほしい。以上で失礼いたします!

 

 

白鵬

 

白鵬、デカかったです。

 

稀勢の里

 

稀勢の里、これまたデカかったです。

 

腹だしマリン

 

マリン、デカいっす…。

 

雲は天才である

石川啄木に「雲は天才である」という小説があります。読んだことはありません。でも、このタイトルはそそられます。さすが歌人・詩人です。短い文章の中に情感がたっぷり溢れています。僕は最近、雲を眺めています。おもしろいです。

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