孫子

ロックオーン♪ロックオーン♪

「突然ですが占ってもいいですか?」という番組で、星ひとみが良く当たるとか、ゲッターズ飯田は凄いとか、女性は占いが好きですよね。

「突然ですが…」の中で占われている人が、当たっていると認めた時に流れる「ロックオーン、ロックオーン」も印象的で人気になっているようです。

 理屈が先に立ちやすい男は、占いなどまったく信じません。しかし戦国時代の軍配者は「孫子」で兵法を学ぶとともに、「易経」で占いも学んでいた。日本独自で発展したのは陰陽道、観天望気のようです。今でいう天気予報をしたり、亀の甲羅のヒビなどを見て出陣の日取りや攻める方位などを決める。そして戦場では戦術、戦略を立てていく。大真面目に占っていたわけです。ただし占いが得意な人と作戦立案に優れている人がいて、どちらもできる人は稀有な存在。それは今も同じですよね。

 僕は酔っぱらうと、つい占いをしてもらう癖が昔からありまして。今でも忘れられないのが、若い頃に大阪で占ってもらった時の事。普通は良いことしか言わないと思っていたところ、「あなたは50歳までとてもいいが、それ以降はよくない」とバッサリ切り捨てられたのです。考えようによっては50までよければ十分かもしれませんけどね。

 振り返りますと、55歳を過ぎてから人生が大転換して、とてつもなく良くなっているのです。笑えます。

 惠理先生は超ポジティブですよ。いいことを言われると「当たっているね」と占い師を褒め称え、悪いことを言われると「ぜんぜん当たっていない」とケロッと否定します。さすがです。これもアリですね。

 戦国時代は生きる死ぬだったから占いも真剣、責任重大ですが、今は真に受けずに楽しむ遊び心が大切でしょう。ただ僕は、だいたいにおいて手相も誕生日も姓名もおしなべて、違う人に同じことを指摘されることが多い。「易経」がひとつの学問だったように、データもあるのかな、ということでしょう。

 何が同じか、って? そりゃ、とてもいいことです(笑) さらに運勢が良くなるために、超ポジティブな惠理先生のヒーリングを受けてくださいな。では、また。ペレレイ、ペレレイ。

疾きこと風のごとし

 歩くのが遅い人がいます。女の人ならいいですが、男だとどうでしょうか。僕は目の前で働き盛りの青年がチンタラ歩いているとイライラしてしまいます。年寄りや幼い子なら別ですがね。これって男女差別ですか(笑)

 歩くスピードが速い人は、仕事をバリバリやるイメージです。逆の人には活力を感じません。

 なんでもスピード感を持って対処することが肝要。先延ばしはよくありません。思い立ったが吉日。やれることはバンバンやっていく。それが僕の信条でもあります。

 惠理先生がこのところしきりに、風の時代に入りました。と言っていますね。昨年12月22日に「地の時代」から「風の時代」に入ったそうです。なんだかわからないけどスピード感を貴ぶ僕にはワクワクします。疾風怒濤です。

 そういえば最近、気になってる戦国武将の一人に武田信玄がいます。僕は記者時代、山梨支局にもいたので多少の縁はあります。4月から二重生活をする諏訪郡もかつては信玄が支配したこともあるので縁を感じます。

 信玄の軍旗に書かれていた「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」を略して言うのが風林火山。風があります。出所は「孫子」で、兵法のひとつだそうです。「疾きことのごとし」、「しずかなることのごとし」、「侵掠すること火のごとし」、「動かざること山のごとし」と読み下すのが一般的。

 動かざること山のごとし、は良く聞くと思います。僕はさらに「疾きことのごとし」が好きです。しかも漢字がいい。疾し! 気持ちいいですね。いかにも速そうです。

 なんでものんびりしていてはいけません。置いて行かれます。人に、時代に、宇宙に(笑) 惠理先生は早いですよ。やることなすこと。男前です。やはりできる人は早いんです。

 さあ乗り遅れないように、一気に進みましょう。素晴らしいユートピアに向かって。では、また。ペレレイ、ペレレイ。