ベイブリッジ

デッキの舞台でラジオ体操

陽が上る八ヶ岳をバックにラジオ体操

 デッキがまるで舞台のようです。東に陽が昇る八ヶ岳、南に甲斐駒ヶ岳。名山に囲まれて体を動かす朝のラジオ体操の何と気持ちのいいことでしょうか。

 山下公園で海を前にベイブリッジ、大さん橋ふ頭に囲まれているのも幸せですが、それぞれに良さがあります。甲乙つけがたし。海と山。南岸の温暖な気候と高原の冷涼さ。都会と田舎。すべてが対照的です。両方を満喫できることはプライスレスの贅沢です。

 デッキの前には手作りの畑が広がっています。その中にはカエルが遊びに来たり、小鳥が羽を休めに来たり。

 しかし、鹿です。横断している足跡を発見。今後、農作物ができてきたら、対策が必要です。と、思っていたら隣のトウモロコシ畑に所有者、M青年がたまたまチェックにやってきました。

「トウモロコシもやられました。ビニールを被せるより、ネットで囲うのがいいですよ」とアドバイスをくれました。

 とはいえ、僕たちにできるのか? 「自力で作るのは難しいでしょう? 」

「いえ、そうでもないですよ」

  調べたら杭もネットも豊富に売っています。では早速やってみましょう。次回の課題です。

 体操から脱線してしまいました。キーンと冷たい空気の中でも、太陽が昇って行くにつれて、日差しが暖かくなっていきます。寒くはありません。動いていれば、なおさらです。

 その後、朝食後のコーヒーもデッキで飲みました。夕方のビール(ビアガーデンならぬビアデッキ)もいいけど、コーヒーもまた格別です。

 デッキライフを楽しみます‼ では、また。ペレレイ、ペレレイ。

甲斐駒ヶ岳を眺めながらラジオ体操

備えあっても患(憂)いは残る

 3回前の『オー・マイ・ニュー・カー』では「備えあれば患いなし。緊張感を味方につけて、楽しみます!」と書いて締めました。楽観的過ぎたか!

 高速に乗る練習もしておこうと、惠理先生とコストコホールセール川崎倉庫に行きました。そうです首都高湾岸線ですから、ベイブリッジも通ります。これは楽しい。

 しかし産業道路に入ると楽しさが吹っ飛びます。トレーラー、大型ダンプなど、とにかく超大型車が前後左右にぎっしり。周囲を取り囲まれての走行です。スピード制限を守って安全運転に徹しているのですが、車線変更の必要に迫られることはあります。緊張メーターがMAXに振り切れます。大型の間に入りたくない。小さい車を見つけました。その後ろに割り込む作戦を決行しようとアクセルを踏んだら、惠理先生から「怖い」という大きな声が。「焦らなくても入れるタイミングは来るから」と。

 ですかね。怖いのは大型だけではありません。小さき者も恐ろしい。交差点を青信号で左折。横断歩道を渡っている人たちがいるので、手前で待ちます。左前方に女の子を視界でとらえていますが、行けると判断。動かし始めたところ、歩道の青信号が点滅を始めたのでしょう。女の子が猛然とダッシュに転じて車の前に飛び込んできました。ブレーキ! 惠理先生の絶叫! イエーイ、ではありません。もう恐怖です。横断歩道は、ぜってえに無理せず「待ち」に徹すべし。教訓。

 もうひとつありました。自転車。左折のウインカーを出し路地に入ろうと動いているところ、車の前を強引に突っ切ろうとするオッサン自転車が現れました。ブレーキ! 惠理先生の悲鳴パート2! イエーイ、じゃあないぜ。「ちゃんと左見た? ぶつかったら、ziziが悪くなるんだよ。もう体が強張った」と泣きそうです。

 左の自転車を見たのは曲がる前です。問題なく左折できると判断して曲がり始めました。曲がりながら最終確認はしていません。突っ込んで来ないと決めつけていました。車の動きなど眼中にないタイプの人々はいます。教訓パート2。

 高速は問題なさそうですが、やはり巨大な大型軍団、小さい子の予測を覆す動き、ちょっとヤバい系の人々の自転車走行、世には恐ろしい物事が満ち溢れています。

 今回の締めは「備えあっても患いは残る」です。あー、原村の運転は楽しい。車は少ない。人も少ない。自転車は見たことない。しかし逆に言うと、この油断の方が恐ろしいのかもしれません。

 最近の口癖、「感謝、感謝」に加えます。「注意、注意」です。では、また。ペレレイ、ペレレイ。

最近多い不思議なシンクロ

 最近、不思議なシンクロに出会います。 見えない力が動いているような、そんな感じですかね。

  先日、公開間もない「天気の子」を観ました。 ネタばれになるので詳しくは書きませんが、 「世界は元の形に戻っているだけ」「昔はこうだったんだよ」みたいな、 セリフがありました。流れの中で、いいなあと感じておりました。

 で、翌日の早朝。いつもの通り山下公園でラジオ体操などするとき、 一面が靄っていまして、何と至近距離にあるベイブリッジの姿が見えません。 驚いていると、80歳の元気なおばあちゃんが、 「昔の景色はこうだったんだよ」と言うじゃありませんか。 ドッキリしました。確かに僕が子供の頃にベイブリッジはありませんでした。

  いま、昔に戻っている部分もあります。 例えばアナログのレコードの良さが見直されていたり。 ネット社会に溺れそうなziziにとっては、 昔の部分に触れるとホッとしたり和んだりします。 自分が大切にしている原風景みたいなものに、 出会う機会が少しでも多くあるといいなと思います。

本当はベイブリッジが見えるところなんですよ。珍しい光景です