トウモロコシ

デッキの舞台でラジオ体操

陽が上る八ヶ岳をバックにラジオ体操

 デッキがまるで舞台のようです。東に陽が昇る八ヶ岳、南に甲斐駒ヶ岳。名山に囲まれて体を動かす朝のラジオ体操の何と気持ちのいいことでしょうか。

 山下公園で海を前にベイブリッジ、大さん橋ふ頭に囲まれているのも幸せですが、それぞれに良さがあります。甲乙つけがたし。海と山。南岸の温暖な気候と高原の冷涼さ。都会と田舎。すべてが対照的です。両方を満喫できることはプライスレスの贅沢です。

 デッキの前には手作りの畑が広がっています。その中にはカエルが遊びに来たり、小鳥が羽を休めに来たり。

 しかし、鹿です。横断している足跡を発見。今後、農作物ができてきたら、対策が必要です。と、思っていたら隣のトウモロコシ畑に所有者、M青年がたまたまチェックにやってきました。

「トウモロコシもやられました。ビニールを被せるより、ネットで囲うのがいいですよ」とアドバイスをくれました。

 とはいえ、僕たちにできるのか? 「自力で作るのは難しいでしょう? 」

「いえ、そうでもないですよ」

  調べたら杭もネットも豊富に売っています。では早速やってみましょう。次回の課題です。

 体操から脱線してしまいました。キーンと冷たい空気の中でも、太陽が昇って行くにつれて、日差しが暖かくなっていきます。寒くはありません。動いていれば、なおさらです。

 その後、朝食後のコーヒーもデッキで飲みました。夕方のビール(ビアガーデンならぬビアデッキ)もいいけど、コーヒーもまた格別です。

 デッキライフを楽しみます‼ では、また。ペレレイ、ペレレイ。

甲斐駒ヶ岳を眺めながらラジオ体操

それを作れば、何かがやってくる

 惠理先生のブログ『レムリア時代の約束 合図は「ペレレイ」‼』の中にある文章を読んで思い出すことがありました。

 「長野県原村のあの土地で皆が輪になって天に向かい、このレインボーのペレレイのエネルギーを上げていると… 古代の神様が降りてこられる!!!」

 このフレーズ感、何か似ているような…。

 そうです。1990年に公開されたケビン・コスナー主演の名作「フィールド・オブ・ドリームス」です。31年も前の映画ですから、知っている人はかなり年配かな。

 コスナー演じるレイ・キンセラはアイオワ州で営むトウモロコシ畑にいると「それを作れば、彼は来る」という天の声を聴きます。それが八百長事件で追放された名選手ジョー・ジャクソンのことだと考え、妻の理解を得て畑の大部分を潰して野球場を作ってしまいます。

 全部書くと何なので…。で、まあ他にもやってくるわけです。そして最後に仲たがいをしたまま死別した父が現れます。ヤンキースで大成しなかった若き日の姿です。レイ・キンセラは家出をしたままで、後悔もあったわけです。

 ラストシーン。若き日の姿の父は、外野後方のトウモロコシ畑(そこが冥界)に戻ろうとするのですが、コスナーは「父さん、キャッチボールをしよう」と引き留めます。そして生前果たせなかった親子のキャッチボールが実現。画面は徐々に上空からの映像になっていき、遠景で二人の姿を映し続ける。その後方には「フィールド・オブ・ドリームス」を見に集う、果てしない車の列がはるかかなたの地平線まで続いている…。

 そうです。原村に家を建てれば、何かが生まれる、やってくる、のです。

 もうひとつ思い出し、身震いしました。我が家の隣が、トウモロコシ畑なんです!

 もう決まりですね。原村で何かが始まります。で、惠理先生と「フィールド・オブ・ドリームス」を鑑賞しました。僕は何回観ただろうか。惠理先生はラストシーンで泣いていました。僕は、最初からずっと泣いていました(笑)

 ペレレイが何かを起こします! では、また。ペレレイ、ペレレイ。