カエル

生命の生中継や!

庭に生えていた雑草。左上に見えている車が通る砂利道のあちらこちらにもニョキニョキ。撮影せずに刈ってしまったので、その横の砂利の少ないところの雑草を写しました。

 5月6日、ゴールデンウイーク明けに原村へ戻りました。関内にいたのは15日、半月でした。たったそれだけなのに、関内へ帰る前にはまったく生えていなかった雑草がそこかしこに顔を出しています。

 冬に雪が積もっても車がドロドロにならないようにと敷いた砂利道のそこかしこにも生えていました。砂利は3層にしてあるのです。敷いて圧縮し、2層目を敷いた後も圧縮、その上に3層目を敷いています。つまりかなり厚く固めてあります。

 そんなこと知ったことかい、と言わんばかりにグイグイと育っているのです。気色良いものではありませんが、素直に感心もします。横浜には見られない逞しい草です。

 もうひとつは水田の住人に感動しました。2週間前にはなかった水田があちこちにできていました。夜になると、ゲコゲコというカエルの大合唱が夜空の下で盛大に聞こえます。デッキに出てビールを飲みながら、惠理先生と聞き惚れていました。

 「私は、これが聞きたかったのよ。あー、幸せ。楽しい」と恵理先生は、とても嬉しそうです。いつの間に、どこからこれだけ数多(あまた)のカエルが出てきたのでしょう。不思議です。

 さらには空中戦も見ました。一夜明けた翌7日午前。先述した雑草を刈っていると、トンビと烏が空を飛びながらバトルを展開しています。なかなかの見ものでした。ガメラ対ギャオスか(古っ、笑)。生きる闘いです。しかし海だけでなく、山にもトンビはいるんですね。

 原村は、いろんなものを見せてくれます。生命の生中継です。あー、たまらん。では、また。ペレレイ、ペレレイ。

5月5日、江の島で見たゴムの木。鉢植え? その下の地面に根を張っている? 神秘的や(笑)

デッキの舞台でラジオ体操

陽が上る八ヶ岳をバックにラジオ体操

 デッキがまるで舞台のようです。東に陽が昇る八ヶ岳、南に甲斐駒ヶ岳。名山に囲まれて体を動かす朝のラジオ体操の何と気持ちのいいことでしょうか。

 山下公園で海を前にベイブリッジ、大さん橋ふ頭に囲まれているのも幸せですが、それぞれに良さがあります。甲乙つけがたし。海と山。南岸の温暖な気候と高原の冷涼さ。都会と田舎。すべてが対照的です。両方を満喫できることはプライスレスの贅沢です。

 デッキの前には手作りの畑が広がっています。その中にはカエルが遊びに来たり、小鳥が羽を休めに来たり。

 しかし、鹿です。横断している足跡を発見。今後、農作物ができてきたら、対策が必要です。と、思っていたら隣のトウモロコシ畑に所有者、M青年がたまたまチェックにやってきました。

「トウモロコシもやられました。ビニールを被せるより、ネットで囲うのがいいですよ」とアドバイスをくれました。

 とはいえ、僕たちにできるのか? 「自力で作るのは難しいでしょう? 」

「いえ、そうでもないですよ」

  調べたら杭もネットも豊富に売っています。では早速やってみましょう。次回の課題です。

 体操から脱線してしまいました。キーンと冷たい空気の中でも、太陽が昇って行くにつれて、日差しが暖かくなっていきます。寒くはありません。動いていれば、なおさらです。

 その後、朝食後のコーヒーもデッキで飲みました。夕方のビール(ビアガーデンならぬビアデッキ)もいいけど、コーヒーもまた格別です。

 デッキライフを楽しみます‼ では、また。ペレレイ、ペレレイ。

甲斐駒ヶ岳を眺めながらラジオ体操