若い頃は自分だけは、もしかして死なないんじゃないか、なんて考えたりしますよね。今年還暦を迎える年になっても、まだ死が実感できているかというと疑問もあります。
しかし今回は、やっぱりビビりました。生きること、死ぬことを考えました。
昨年10月に横浜市のがん検診を受けたところ、前立腺がんだけひっかかりまして、2月1日にエコーなどの再検査を受けました。
その結果が8日に出たのですが、いっそう数値が悪化しておりまた。癌の疑いがあるということで13日にMRI検査を受けました。
数値の変化が癌を示しているように思え、「こりゃいかんかな」とある程度の覚悟は決めました。歳をとってくれば、前立腺の具合が悪くなるのは致し方ないと多少の諦めのようなものもありました。
しかし恵理先生は「絶対にありえない」と断言し、「もし癌があっても私が消してみせる」と言って8日から13日まで、毎日、渾身のペレレイヒーリングをしてくれました。確かに、もの凄いエネルギーが入ってくるのが分かりました。体が熱くなり、受けている最中は、ずっと胃がグルグルと鳴っていました。とてもありがたかったです。体もそうですが、やはり気持ちも大事ですね。そういえば昨年は、とてもストレスが多かった。よけいに癌になってもおかしくないと考えてしまいました。
そして検査の結果は20日に出ました。癌は見つかりませんでした。心底安堵しました。かなり疲れていたのでしょう。お酒には強いのですが、夕方、恵理先生と乾杯したところ、顔が真っ赤になってなかなか消えませんでした。生ビール1杯、紹興酒を少し飲んだだけです。夜は会合に出ていたのですが、恥ずかしかった。こんなこと初めてです。やはり「癌かもしれない」という不安が、相当にこたえていたのですね。
今回は先生の生徒さんで薬剤師の方が、本当にいろいろと励ましてくれました。医療に関しての知識は豊富です。その情報は実に多岐にわたり大変参考になりました。医療機関のこと、術式のこと、ありとあらゆることを教えていただき、勇気づけていただきました。それだけでなく「恵理先生が付いているのだから、癌になるはずない。想像ができない」と言ってくれました。
そして癌でなかったことを報告した後、実に印象的なことをおっしゃっていました。「実は、がんが一番、非医学的治療が効果があるとおっしゃっているドクターもいるのです。」
信じるということは、心に多大な影響を与えるように思います。何を信じるかは、人それぞれでいいと思います。確かに「信じる者は救われる」のかもしれません。
癌で余命ゼロと言われたシェフが食事だけで癌を治してしまったという本があり、恵理先生は読んでいました。ほかにも様々な奇跡の物語はあります。
ちょっと話は違いますが、もし癌になっても抗がん剤治療だけは受けたくないと思っています。余命が短くなっても、QOLを維持して充実した余生を過ごした方がいいように思います。
まあ何はともあれ、健康が一番ですね。いろいろ考えた2週間でした。そして、いろいろ勉強になりました。
惠理先生は常日頃「すべては必然、すべてに意味がある」と言っています。今回の癌騒動にも意味があったのでしょう。すべてを受け入れ、諦めず、感謝の心を忘れず生きていきたいと思います。
わたしのように生きれば癌にはならいわよ byマリン
(そうかも)
死は、どんな人にも平等に与えられる と、しっかり認識したのは、
高校時代に読んだ、三浦綾子の『 氷点』の中で、主人公の辻口が娘の陽子に語っていた言葉からでしょうか。
でも、死の影を、感じたとき、やはり、人は、どうすることもできない恐怖に包まれてしまうのだと思います。それは、生きることへの、褪せることない渇望でもあるのでしょう。
そして、その生きていきたい!楽しく暮らしたい!もっと良いことがあるように!と心から思える、そんな心をつくるのに、ペレレイは最高ですね。
洋一さんの診察結果がでる日の朝、空には、とてもとても〜美しい雲が、トルネードのーように、浮かんでいました。なんとなく、恵理先生に見えましたよ。
だから、きっと、大丈夫だろうなって、思ったのです。
良かったですね。
宣伝部長さま
いつも本当にありがとうございます。
癌の疑いの前に戻っただけのはずなのに、なぜか以前より生きるモチベーションが高まっているのが不思議ですね。
すべてのことに意味があるという恵理先生の言葉は、その通りだと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。