歴史を感じます、ご縁は巡る

 

NHKの朝ドラ「わろてんか」を観ていますか。来週がいよいよ最終週ですね。先日、大阪に出張した際、大阪天満宮に行ったのですが、裏門に「天満天神 繁盛亭」という寄席があり、ふと気になってシャッターを押していました。ガイドブックを見ていて、この地にかつてあったのが、主人公のてんと藤吉が初めて買った端席「風鳥亭」のモデルとなった「第二文藝館」だったことを知りました。

 

 

繁盛亭

大阪天満宮の裏門にある「天満天神 繁盛亭」。2006年、桂文枝らの尽力で60年ぶりにオープンしたそうです。

 

そういう歴史的背景を知ると、ドラマがグッと身近に感じます。そして朝ドラというと、僕はヤクルトの小川淳司監督を思い出します。朝ドラが好きなんです。第1次政権の時は現役の記者として取材していました。覚えているのは「じぇじぇ」で大人気となった「あまちゃん」の話題をよく雑談でしていたこと。当時、僕は朝ドラを見ていなくて、その話題にはついていけませんでした。

 

小川監督は、中大の1年先輩です。監督は4年時、僕が3回生のとき全日本選手権で早大を破り日本一になりました。八王子では提灯行列がありました。歩いたかどうか、覚えていません。というのも決勝当日、教授が「休講にするから応援に行ってやれ」と言ってくれたのですが…。友人と「やった! 飲みにいこ」と、飲んだくれたからです。

 

そんな僕が日刊スポーツに入って野球を担当し、大先輩を取材することになるとは。小川監督が第1次政権を辞任した2014年、日刊として慰労会を開きました。そのときピンクの服を着て行ったのですが、監督から「年取ると派手なものを着たくなるんだよな」と言われたことを思い出します。そして、大先輩なのに僕のことを「矢後さん」と呼んでくれていた紳士です。

 

今年、4年ぶりに先輩はヤクルトの監督に復帰しました。間もなく開幕です。健闘を祈っています。

 

あ、僕はベイスターズファンだった。浜っ子で、ハマスタが徒歩2分の目の前にあるもので…。取材現場時代は公平性最重視で私利私欲を抹殺していましたが、今は解放されて自由人です!

 

とはいえ、小川監督と会ったら「いつも応援してまーす」なんて、軽く言うんだろうなあ…。

 

 

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