そうだ 奈良行こう

室生寺の五重塔

 滋賀、京都、奈良3県の神社、お寺巡りに行って来ました。 京都は惠理先生が育ったところなので行く機会は多いのですが、 意外にも奈良に行くのは中学の修学旅行以来でした。 スピリチュアルでない人でも、何やら神聖な、 神秘的な、厳かな雰囲気は感じられると思います。 それがスピリチュアルだと思います。  

 スピリチュアルというと、なにやら怪しげに感じますよね。 超常現象的な世界を想像する人もいるかと思います。 ライトハウス英和辞典によると、 ① 精神的な、霊的な、心の ② 崇高な、気高い ③ 神聖な、気高い  とあります。 怪しげな言葉は「霊的な」だけです。 しかもゴチックで強調されているのが、精神的な、です。  中でも奈良では、崇高な、神聖なエネルギーを感じました。  

 まさに古都です。いいですね「古都」。 何しろ京に都があった平安時代より古いのです。 京都の神社仏閣とは、ひと味違います。 談山神社、長谷寺、室生寺、どこも素晴らしかった。 殊に室生寺には、とても惹かれました。 まさに森閑という言葉そのままです。 森の中に閑(しずか)に本堂を始めとした建物が、 たたずんでいる。そんな感じです。

 京都は美しく整っていますが、 奈良は、自然のまま、武骨にそこにある。  都会の喧騒を離れ、しばし幽玄の中に身を置く。 なんて贅沢な時間でしょうか。 ああ、日本人に生まれてよかった。 そう思います。日本人の精神性を感じます。 これからは、また奈良には行くような気がします。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA