海もいいけど、山もいい

 

3月17日、友人と惠理先生の3人で大山に登りました。近場だし、1252メートルだからってバカにしちゃいけません。つい、最近も滑落死者が出たそうです。歩いていると事故のあった場所には注意を促す看板も立っていました。その付近を通るときは、やはり怖かった。

 

 

友人は20年(本格的には10年だそうです)の登山歴があり、3000メートル級の高峰も登っています。大山がホームグラウンドで、高い山に登る前の訓練場にしていると言います。だから、油断すると実に危険であることを熟知している。行き交う登山者の中には、ハイキングと勘違いしている人、普段着のまま軽い気持ちで来てしまったような人が結構いました。

 

僕は慎重といえば格好いいけど、実はビビりの小心者。それこそ1歩1歩確かめながら進みました。道中は土のスロープではなく、石や階段がほとんど。1日の歩行数は2万歩弱でしたが、標高678メートルにある大山阿夫利神社から下る最後の女坂で、ついに古傷の右ひざが悲鳴を上げました。昨年、8月15日の誕生日に登って以来、リュックにダンベルを入れて山手の坂を上り下りしたり、12階の自宅まで階段を使ったり、スクワットもして鍛えたつもりでしたが、まだ甘かったようです。

 

しかしバースデー初登山は土砂降りに見舞われ視界ゼロでしたから、今回は晴天で富士もよく見え、無風で快適でした。何十回も登っているという友人は、無風状態について「奇跡だ」とまで言っていました。山頂は達成感もあり、カップラーメンの美味かったこと。食い物って、やっぱりシチュエーションが最高の調味料ですね。

 

日々、山下公園で海を眺めて幸せを感じていますが、山も素晴らしい。ことに大山は霊山だそうで、とても気がよろしかったです(僕は鈍いのですが、惠理先生はビンビンに感じていましたよ)女坂の途中にある大山寺にも寄りました。こちらの本尊は不動明王で、年中行事に護摩行がある。お火焚きですね。火の神ペレにも通じるものがあると、恵理先生は奇縁を感じていました。

 

4月は同じ丹沢山系の塔ノ岳に一泊二日で登ります。夏には富士山を目指しています。海もいいけど、山もいいね!

 

富士見台

 

富士見台から富士を望む。やっぱり富士はいいなあ。あそこに登ろっと。

 

大山山頂で惠理

 

山頂で笑顔の惠理先生。サンチョウ ベリーマッチ!

 

 

 

 

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