「じゃあ、しょうがない」と言われて生きてきました

今日も大阪です。昨日の住吉大社に続いて、大阪天満宮に行って参りました。学問の神様、菅原道真公が祀られております。受験を控えた青少年が大勢いる中、還暦間近のZIZI(じじぃ、です)は何やら落ち着きませんでした。

恵理先生は、昨日に引き続き、ホテルで個人セッション中です。お邪魔虫のジェネラルマネジャーといたしましては、外に出るしかありません。

 

大阪天満宮の次は、ホテルのすぐ近くにある大阪市立科学館に行きました。道真公のご利益も虚しく、まったくチンプンカンプンの世界です。その中で、興味をそそる模型がありました。地球と月が直線状に固定されていて、その間には真ん中に穴のあいた半円形のカバーがある。つまり自分から見ると地球、カバーの穴、月が一直線で並んでいる。椅子に座って、地球と月が固定されたハンドルを握って1周すると、半円形のカバーに月の満ち欠けが映し出されるという代物です。それを見ながらカップルが楽しそうに遊んでいる。その二人を、うらやましそうに眺めるZIZI。僕だって観たいけど、還暦間近のZIZIがやると恥ずかしいです。断腸の思いで後ろ髪をバッサリと断ち切り、その場を離れたのでした。

 

それにしても、親子連れが多い中、カップルの姿も目立つこと。僕の場合、デートコースに「科学」なんてワードは欠片もございませんでした。やはり道真公には愛されていなかったのでしょう。

 

高校卒業間際の数学で0点を取りました。ヤバいです。大学に受かっていたので、数学のM先生に泣きつきました。「それじゃあ、しょうがないわね」と、情け深いM先生はマリア様のようにほほ笑んで、おバカな僕を赦してくれました。

 

大学の卒業間近も同じです。今読んだら顔から火が出るほど恥ずかしい卒論を書きました。テーマは森鴎外。笑っちゃいますでしょ? 新聞社に内定していたので、Y教授に泣きつきました。すると慈悲深いY教授は言いました。「それじゃあ、しょうがないな」と。

 

僕は周りの情けと愛に育まれて生きてきました。道真公、すみません。でも、ありがとう。僕は、感謝の心だけは忘れていません! ホントです…。たぶん…。

 

 

大阪天満宮

 

大阪天満宮。合格しますように! ペコペコ、パンパン、ペコリ。

 

何に合格するんだろう?

 

今後ともよろしくお願いいたします!

 

 

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