定年まで２年を残し、会社を自主卒業して早１年半が経ちました。いろいろ挑戦もして、様々な経験もして、会社時代とは違った人と交流し、世界が広がりました。楽しくやっていますけど、何もかもうまくいっているわけではないです。思い描いていたものとは違うこともあります。
NHK大河ドラマ「西郷どん」がいいです。大河は毎年観ているわけではないですが、僕が観てきたいくつかの作品の中では１番いいです。毎回、泣かされるのは初めてですから。
原作者の林真理子さんと主演の鈴木亮平さんが、文藝春秋４月号で対談をしています。林さんは「西郷はエリートでもなんでもなく、挫折につぐ挫折の人生」と話しています。ちょっと意外な感じがしましたが、納得できました。
成功する人って、理想に向かって現実的な努力をする。決して諦めない。挫折を乗り越えていく。なかなか成功できない人は理想だけを見て、挫折すると他人のせいにしたり逆恨みしたり…。
周りの人からすると、僕は仕事を辞められただけで幸せに見えるようです。でも周りの人が見るのと、自分の思いは同じじゃない。誤解やらすれ違いに悩んだり苦しんだり…。でも言い訳したって誰も納得しないですよね。だったら、黙って自分の理想に向かって現実的な努力をするしかない。挫折しても諦めないで…。
僕も西郷どんを見習って行きたいと思います。西郷さんが世に出るのは４０にならんとする後半生からだったそうです。当時の寿命からすれば、晩年に近いですよね。僕も間もなく還暦のZIZI（じじぃ）ですが、まだまだ諦めずに頑張ろうかなと思っています。
ちなみに「せいこう」を変換すると、真っ先に出てくるのが「性交」でした。アハハ。では、また。
日本の夜明けゼヨ。
そう言ったのは西郷どんではありません。坂本龍馬ですね。
