猫っかわいがりだすな

入れ物があると必ず入ります!

 猫をかわいがる。猫っかわいがりと言いますね。犬の場合は、犬っかわいがりとは言いません。何ででしょうか。惠理先生も、ことマリンに対すると、この文字通りの「猫っかわいがり」です。

 僕は犬も猫もあまり可愛いとは思っていませんでした。ペットを飼うのは人間のエゴではないかと思うくらいでしたから。しかし一緒に暮らすようになって7年にもなるマリンには、やはり愛情が芽生えております。自分がマリンを「猫っかわいがり」していることに気づくと、驚いてしまいます。

 「猫を被る」は表面上、大人しく見せる、と言う意味ですね。ということは、本物の猫は大人しいということになります。確かに犬と比べると分かります。マリンも毅然としています。貴婦人と呼ぶ人もいます。

 反面で愛想はないですよね。犬のようになついては来ません。名前を呼んでも無視することも多い。犬ならそれはないでしょう。不思議な習性ですよね。マイペースです。「私は私」を貫き通します。ここらへんは見習うといいかもしれません。媚びない。へつらわない。大したもんです。

 僕は喜怒哀楽が激しいといいますか、大人しそうに見えて、結構な激情型です。猫を見習って「猫を被る」のもいいかもしれません。それって偽りじゃん。でも、それが板につてくれば、それが自分になるのかもしれません。毅然と、冷静に。猫のように。ニャーンてね。では、また。ペレレイ、ペレレイ。

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