グルメ

手乗りスズメかい‼

惠理先生が差し出すパンを食べるスズメ

 ホバリングとはヘリコプターが空中で停止していることですね。スズメちゃんのホバリングを見て釘付けになりました。

 朝の山下公園でのラジオ体操帰り。日本大通りにあるグーツでの出来事です。新緑の並木通り沿いに置いてあるテーブルで惠理先生とパンを食べていると、スズメがやってきました。僕の足元で物欲しげに見上げています。キャットフードの袋を見上げて「早くちょうだい」と催促する愛猫マリンのように。

 しばらく放っておくと、地面から垂直に飛び、テーブルの高さでホバリング。「そのパンちょうだいよ」と訴えてきます。その芸当に免じてパンを差し出すと喜色満面(表情がわかるかい!)で食いつきました。

 さらには、惠理先生にも積極果敢にアピール開始。ついには手からパンを食べました。ただの本能でしょうか。どうにも感情のようなものを感じます。考えているようにしか思えません。

 唸ってしまいます。食物に対する行動力に対してです。生きるための根源的な姿に感動すら覚えました。

 大事なことですね。スズメから勉強させていただきました。大切なことは行動です。素直に速やかに動くことです。そうすればパンは与えられます。たぶん…。では、また。ペレレイ、ペレレイ。 

人との出会いが広がっています

 

ハッピーバースデー、惠理先生。楽しそう‼

 惠理先生の誕生日。知人Mさんと食事をして、Mさん行きつけのバーで2次会をしました。そこで大さん橋入り口でアメリカ料理「J]を経営しているOオーナーと出会いました。

 北カリフォルニアのシャスタで味わった本場ハンバーガーの美味さに驚きましたが、「J]では本物の味を楽しめそうです。

「明日の昼に行きます」と伝えました。「僕はいないよ、息子もいない」と言うのですが、惠理先生の後夜祭にはもってこいの店だと思い、オーナー親子が不在であろうと出かけることにしました。

 当日は、オーナーとの話を店員には伝えませんでした。あまり図々しいことが出来ない性格です。控えめにして外で食べていました。海岸通りの新緑並木が眩いです。5月ではありませんが風も薫ります。とても素敵な午餐となりました。もちろんハンバーガーは肉の美味さが溢れ、アメリカを堪能しました。

肉の旨味が詰まっておりましたよ

 食べ終わる頃、女性の店員さんが僕たちのテーブルに来ました。「きのうオーナーと飲んでいませんでしたか」と尋ねられました。そうなれば正直に話します。店員さんは「ビールとワインを頼んだので、みんなで今の人たちじゃないかって話していたんです。オーナーからサービスするように言われています。早く言ってくださればよかったのに」と言います。

 言えば良かったかな、と後悔の念が生じてしまいまた。しかし女性店員さんは空いているデキャンタを見て「ワインを飲みますか」と言ってくれました。そうなれば遠慮はしません。ありがたく半分ほどいただきました。さらにとても美味しいピクルスもおつまみに出してくださいました。

赤いのはトマトのピクルス、美味

 とても気持ちのいい、楽しい後夜祭となりました。夜じゃないけど。それにしても昼からアルコールを注文したことが、僕たちを特定する要因になったのは受けますね。

 オーナーの優しさ、店員さんたちの機転、気配りに感謝。ハッピーバースデーでした。では、また。ペレレイ、ペレレイ。

野生の力を味わう

 原村の家から車で10分にある燻製の美味しい「カナディアンファーム」へランチに行きました。惠理先生とハンバーグを頼んだのですが、店主が「豚がいいか、鹿がいいか」と聞いてきました。

 なんと鹿です。当然、そちらを頼みました。すると即座に店主から「うまいよ」と嬉しそうな答えが返ってきました。敬遠する人が多いのかも知れません。僕たちは迷いません。最近、ジビエづいており、その魅力にはまりつつあるからです。石川町にも店主自ら狩猟する店があるのです。

 さて、その鹿のハンバーグ。噛んだ瞬間から違います。噛むたび、口の中を野生の鹿が疾走します。走り回る筋肉を感じます。家の前で2頭の牡鹿と女鹿が並走する姿を見かけましたが、その映像が浮かび上がってきました。

 味も濃い。噛むたび、濃厚な肉汁が溢れてきます。幸せです。こんな美味しいハンバーグを食べたことがありません。ただ、店主の友人が狩猟してきたそうで、いつもあるとは限らないのが少し残念。それだけ貴重な味を堪能できたわけです。

 原村での楽しみがまた増えました。我が家の天然の井戸水がうまい。空気がおいしい。ことに霧に包まれた時の涼やかな清涼感は筆舌に尽くせません。自然の力がそこかしこに漲っています。

 こんな環境の中に身を置いていると、体も頭もスッキリするでしょう。細胞が生き返りそうです。細胞が喜びそうですね。いやあ、標高1100メートル、万歳!

 では、また。ペレレイ、ペレレイ。

味噌の力が半端ない

 「半端ない」シリーズのパート2です。味噌が体にとてもよろしいようです。中でも味噌汁。元気な時に飲んでも分かりませんが、調子の悪い時には効果が感じられます。

 二日酔いの時など、惠理先生は「味噌汁を飲むといい」と言います。「ほんまかいな」と、騙されたと思って飲んだと思いねえ。これが確かにスッキリするんです。

 元気な時に「ユンケル黄帝液」を飲んでも分からない。ところが漫画家などが徹夜するとき、3000円!の高級液? を飲むと活力モリモリだそうです。ほんまかいな。ユンケルと味噌汁を比べてどうする。

 惠理先生は毎年、味噌を手作りしています。「有機栽培玄米」「有機栽培麦」「自然栽培白米」「自然栽培玄米」など種類は豊富です。しかもペレレイのエネルギー入り! それでどう違うんだよって言いますか? じゃあモーツアルトを聴かせる胎教はどうなのよ。それは命だから違うでしょって? 味噌も命なんです。何しろ発酵しますからね。

 この惠理先生がペレレイの生命を吹き込んだエネルギー入り味噌のパワーが半端ありません。お世話になっている人に差し上げておりますが、「元気になる」と評判はよろしいようです。「まずかった」なんて言うわけないけどね。

 いずれにしても野菜など具だくさんの味噌汁は美味いだけでなく、体にもいいと感じます。日本人ならではの活力源ですよね。さあ今日も味噌汁を飲んで1日を楽しむぞ。

 では、また。ペレレイ、ペレレイ(ペレレイも元気に発酵中です!)

ファストフードとスローライフ

 江戸時代にもファストフードはあったんですね。出口治明さんの『0から学ぶ「日本史」講義 戦国・江戸篇』を読んでいたら、おもしろいことが分かりました。握り寿司のことなんですね。

 1824年に華屋与兵衛が登場し、与兵衛寿司を作ったのが握り寿司の始まりだそうです。それまでは魚を発酵させた熟(な)れ寿司や押し寿司が中心でしたが、獲れたての魚をそのまま切ってご飯ごと握るのでファストフードというわけです。今の和食チェーン店「華屋与兵衛」とは関係ないそうです。

 なーるほど。現代なら、すぐ思い浮かぶのがマックやケンタですよね。しかしながら惠理先生は、遺伝子組み換えの疑いを感じる店は敬遠します。健康を気遣ってのことですが、僕の体のことも心配してくれています。

 もう一つは電子レンジとの決別です。壊れたことを契機に、電磁波のほとんど出ない(と謳っている)スチームオーブンに替えました。電子レンジに使われるマイクロ波も電磁波で、体に良くない上に食材の栄養を壊してしまうそうです(壊れていく様子を目で見たことがないので伝聞推定です)

 このスチームがスローなんです。解凍温めなどは(例えば冷凍保存したご飯)レンジと比べて時間が優に5倍から10倍ほどかかります。だから食事の時間に合わせて、かなり早くから準備を始めます。

 最初の頃は短気な僕としてはイラッとしていましたが、慣れてきました。スローライフです。何しろ原村のことを考えればスローに慣れないといけません。コンビニだって関内は半径500メートルに10軒はありますが、原村は半径2キロぐらいの範囲にないと思います。もっとかなあ…。

 関内では文明に浸かり、原村では縄文を楽しむ。言いすぎか! 失礼。でも精神的にはスローライフ万歳というわけです。外食も控え、というか周辺にあまり店がない。運転代行もないようだから、食は出来ても飲食はできない。車でないと店まで行けないからです。往復タクシーを呼ぶなんざ自殺行為ですよね。

 コロナ禍など無関係に、家食です。家内で二人でクッキングです。暖かくなれば、デッキで八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳を眺めながらキャンプ気分を楽しみます。ファストフードなんて食べたくてもありません。スローライフに徹します。

 では、また。ペレレイ、ペレレイ。(あ、ペレレイの効果は早いか!)

我慢が快感になる!

 表題を見ると、かなりマゾっぽいですね(笑)

 僕はお酒が好きで週1日の休肝日も辛かったのです。ところが大手術後、退院後の1カ月検診までは酒を飲まないよう担当医から言われました。飲んでもいいけど自己責任でと。

 これまでですと「うつ病かノイローゼになっちゃうかも」と医者を脅し、結局は飲酒OKをいただいて飲んでいたのですが、さすがに今回ばかりは諦めました。

 もっとも入院前から退院まで2週間飲めずにいたので、退院後も意外と苦痛にならずにお酒を飲まずにいられました。逆に飲まない良さも分かったのです。焼鳥はビールなしで食うなんて考えられない愚挙と思っていましたが、ライスがうまくて丼3杯食らいました。こっちの方が62歳にあるまじき暴挙でしょうか。

 で、今年に入って週の半分、3日から4日をノンアルデーとしているのですが、意外と何とかなっています。悲しいかな、それだけ年取ったということの裏返しでしょうが。

 メリットとしては、食事だけの楽しみも「アリ」だな、と思うことです。食事とアルコールは素敵なマリアージュである、ともちろん思いますが、確かに焼肉でライスはうまい! これもアリなんですね。

 つまり食わず嫌いじゃないですが、決めつけはいけないようです。何にでも良い側面がある。100%善もなければ悪もない。お酒を抜くことにより、頭がすっきりし、少しはまともな思考も浮かんで来るやもしれませぬ。

 還暦過ぎて人生の半分を経過しましたので(!) また違った人生の滋味なるものを味わっていきたい所存でございます。ペレレイ、ペレレイ、

 では、また。

料理をまた始めました

焼きナスの豚しゃぶサラダ、ブロッコリーとゴーヤの梅マヨネーズ和え

最近、また料理を始めました。

なんて偉そうに言うと、じゃあ、前は立派なものを作っていたのか、

と思われてしまうと困ります。せいぜいカレー、シチュー、筑前煮ていど、でした。

つまり鍋物ですね。簡単です。

今回は一皿料理に挑戦しています。今のところ、大好きな、なすのメニューが中心です。

これまで作ったラインナップを披露しますと、

  • なすと豚肉のみそ炒め
  • なすの南蛮煮
  • 塩もみなす牛肉の炒めもの
  • なすと厚揚げの煮もの
  • 冷しゃぶサラダ、たたききゅうりの香味あえ
  • 焼きなすの豚しゃぶサラダ
  • ブロッコリーとゴーヤの梅マヨネーズ和え
  • なすとたこの梅炒め

こうしてみると、本当になすが多い。

なぜかというと3分クッキングの8月の特集が「なす」だからです(笑)

例年、この時期に特集されますね。

なんでまた料理を始めたのか。一生懸命頑張っている惠理先生に食べて欲しいからです。

これまで恵理先生が僕に美味しい料理を作ってくれていました。もちろん今もですが、お互いに作ったら楽しいですよね。大きなオープンキッチンを作るのが希望です。二人で同時に両サイドで作りたいと思っています。

では、なぜ料理を止めたのか。レシピにしばられ、調味料の大さじ〇杯、とかいう呪縛がうっとおしくなったからです。その通りに作るとほとんど薄味ばかりで味気なかった。それで嫌気がさしました。今回は適当です。すると、料理が面倒にならず、楽しくなってきました。しかも時短です。のんびり作っているつもりでも前より手際よくなっていて驚いています。

何でだろう。新聞記者時代も最初は記事が下手でした。17年ぶりに現場に戻ったら、まったく変わっていました。書きたいことが素直に手早く表現できるようになっていた。何となく料理に通じています。少し人間的な成長があったのかもしれませんね。

また報告します。

好物は後か先か問題について

 

たかが鍋焼きうどんと侮るなかれ。恵理先生の好物でして、僕も美味しいと思います。大好きな半熟卵を視界に入れ「今に待ってろよ」と、まずデッカイ海老天からスタート。アツッ、熱いよー。フーフーしながら進行します。そして…。

 

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旬の食材は、美味いです

 

魚にしても野菜にしても、何でもいつでも食べられますよね。だから季節感がまったく分からない。せいぜい新じゃがとか、新玉ねぎとか、新がついていると分かる程度のいい加減さ。しかし、やっぱりその季節のものって、新鮮であり、アピール力があります。

 

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人間生きてりゃ、変わってくる

 

僕はペットが好きではありませんでした。ことに猫は苦手だと思っていました。でも、マリン(我が家の10歳になる愛猫)と付き合うようになって、可愛いと思うようになりました。血尿が出た時には、本当に心配でした。僕が猫を心配するなんて…。変わったな、と思います。

 

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