美しき敗者、そして本当の勝者

平昌五輪が終わりました。皆さんは羽生結弦に感動していました。もちろん僕も涙しました。

でも、僕が最も驚き感心した人は、他にいました。

ノルディック複合の渡部暁斗です。2大会連続銀メダルは十分に立派ですが、

僕はガッカリしました。彼も残念だったと思います。

 

今大会は世界ランク1位で臨み、優勝候補筆頭でした。ノーマルヒルでは前半ジャンプも3位で、いい位置につけた。ところが後半クロスカントリーで伸びず2位に甘んじました。何か変だな、と納得できない部分が残りました。

 

ジャンプが得意ですから、ラージヒルは大丈夫だろうと思いました。予想通り前半ジャンプを1位で通過。ところが後半クロスカントリーで失速し、なんと5位に終わるのです。こりゃ、おかしい。彼も不本意だろうと思いました。

 

何と大会前の2月2日、W杯白馬大会の公式練習で肋骨を骨折していたことが、すべての競技が終わった後に判明します。本人ではなくコーチが明かしました。驚愕でした。ただでさえ苦しいクロカンで、持久力に影響しないわけがない。息がまともにできるはずもない。逆に、それでノーマル銀とラージ5位は驚異的です。もし万全だったらと思うと悔しいじゃないですか。

 

しかし渡部暁は、本番前に黙っていました。優勝候補が骨折していると分かれば、ライバルは楽になります。言えなかったのでしょう。苦しかったでしょう。

 

ケガを乗り越えた羽生結弦は超人です。そして故障を抱えて戦った渡部暁も超人ではないですか。その気力は想像を絶します。

 

僕だったら、絶対に骨折をしゃべくりますね。同情を誘い、逃げ道を作ります。こりゃ、渡部暁には敵わん、という思いでいっぱいです。

 

人の上に立つものは、強くなければいけないのですね。恵理先生も強い信念を持ってヒプノセラピー、ペレレイヒーリングに臨んでいます。一人でも多くの人を苦しみから救いたいという一心です。周りで見ていると、本当に精神的にキツイと思います。でも使命感のある人は違います。僕も微力ながら、後方支援するしかありません。ペレレイ、ペレレイ!

 

 

逆光の中で瞑想

 

朝の瞑想。金メダルがかかっています!

 

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コメント

  1. 宣伝部長 Y.I より:

    恵理先生にも、ラインさせて頂いたことですが、羽生くんが、怪我のなか、
    『不安はたくさんあったけど、金メダルが近づいてくると思うとワクワクした』と話していました。これって、引き寄せ❗️恵理先生に教えていただいたことだ。それに、自分のあしへの、労いと、氷への感謝。これも、恵理先生の教えと一緒。恵理先生がメンタルコーチだったのか?と思ったほどでした。
    では、恵理先生の生徒の私も、金メダルを目指そう!もちろん、オリンピックでではないですよ。(笑)自分の生活の金メダルとつゆとつゆに

    1. 矢後 洋一 より:

      宣伝部長さま

       いつもありがとうございます。
      誰にでも金メダルはあるんですね。とてもいい考え方です。

       それは夢であり、希望であり、目標であり。
      誰のものでなくても、その人だけのものでいいのですね。

       とても素敵です。ありがとうございました。

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